特徴
医療用脱毛の原理:毛に対してレーザー光を照射すると、毛幹のメラニンがレーザー光を吸収し熱に変わります。毛を生み出す元になる細胞(毛母細胞)や周辺を熱で変性させ、二度と毛が生えてこないようにします。
ダイオレイズは、アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーという2種類の異なる波長を同時に照射することで、効果的な脱毛を実現します。
アレキサンドライトレーザー:毛幹周辺に強い熱ダメージを与え、脱毛効果が高い。
ダイオードレーザー:熱の力は弱いが、産毛や色素が薄い毛にも効果的。
治療の流れ
- 治療部位を確認し、必要に応じて写真撮影(記録用)をします。
- ほくろなど、照射で薄くなったりやけどしたりしやすい場所に保護用のシールを貼ります。また剃り残しがあれば直前にシェーバーでカットします。
- 治療部位にゼリーを塗って、テスト照射で痛みや皮膚の反応を見ます。
- 問題なければ、治療部位を照射していきます。
- ゼリーをふき取って、施術後の診察をして終了です。
治療が行えない方
- 皮膚がんや前がん病変の治療中、もしくは既往がある方
- 治療部位に刺青やアートメイクをされている方
- 治療部位に金属や金属の糸が入っている方(インプラントはOK)
- 治療部位に極度の日焼けや炎症、切り傷などがある方
- ケロイドや瘢痕の既往がある方
- 光によって刺激される疾患(全身性エリテマトーデス、てんかん、日光蕁麻疹など)がある方
- 活動性の感染症(HIV、ヘルペスなど)がある方。妊娠中の方。
治療に伴う副作用
- 炎症(赤み、ひりひり感など):ほとんどの方で起こる反応で、通常2-3日でおさまります。
- やけど(水ぶくれ、強い痛みなど):肌が弱い方や色黒の方で起きやすいです。程度によっては治るまでに長期間を有する場合もあります。また、やけどの後に色素沈着が起こることがあります。
- 毛のう炎:治療後の毛穴に細菌が入り込んで、赤いぶつぶつや膿を含んだできものができることがあります。VIOやひげなど、毛が太い場所で起こりやすいです。
- 剛毛化:明るい毛や産毛などはレーザーが刺激となり、かえって太く濃くなってしまうことがあります。背中やうなじ、フェースラインなどで起こりやすいです。
治療前の注意点
- 治療前にシェーバーもしくは剃毛でムダ毛の処理をお願いします。毛抜きは避けてください。
- 施術前1か月以内は強い日焼けを避けてください。皮膚の火傷のリスクがあります。
施術料金(すべて税込み)
部位 | 料金 |
---|---|
全身(顔・VIO以外) | 165,000円 |
顔 | 33,000円 |
VIO(女性) | 44,000円 |
わき | 33,000円 |
腕全体 足全体 | 55,000円 |
背中 | 55,000円 |
ひげ(男性) | 55,000円 |
VIO(男性) | 55,000円 |
麻酔クリーム | 5,500円 |
笑気吸入麻酔 | 11,000円 |