【ローマピンク】ボディ施術液の全成分を解説

過去のブログで、施術溶液の全成分が分からないと書きましたが、

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日本でも化粧品としての認可が下り、成分表記が出るようになりました。

A液:
水、ジメチコン、アルギニン、セテアリルアルコール、PG、セテアリルグルコシド、ポリアクリルアミド(C13,14)イソパラフィン、ステアリン酸PEG-100、ステアリン酸、ステアリン酸グリセル、ヒドロキシアセトフェン、カルボマー、キサンタンガム、グリセリン、ラウレス7、2-ヘキサンジオール、EDTA-2Na

B液:
水、PG、1,4-ブタンジオール、ヒドロキシアセトフェノン、EDTA-2Na、β-グルカン、PCA-Na、ソルビトール、セリン、グリシン、リシン、トレオニン、プロリン、ヒアルロン酸Na、アラニン、アルギニン、グリセリン、1,2-ヘキサンジオール、トレハロース、ベタイン、アラントイン

C液(ピーリング):
水、グリシン、アラニン、ツボクサ葉エキス、乳酸、アスコルビン酸、トレオニン、EDTA-2Na、セリン、PG、グリセリン、トレハロース、β-グルカン、カプリルヒドロキサム酸、ヒアルロン酸Na、アルギニン、ベタイン、グルタミン酸、BG、プロリン、1,2-ヘキサンジオール、キサンタンガム、ヒドロキシアセトフェノン、リシン、アロエベラ葉エキス、アラントイン、リンゴ酸

D液:
水、PG、ツバキ種子エキス、EDTA-2Na、ヒドロキシアセトフェノン、ヒアルロン酸Na、1,2-ヘキサンジオール、酢酸ベンジル、α-アルブチン、1,4-ブタンジオール、ニコチン酸メチル、シマカンギク花エキス、メリロートエキス、グリセリン、ウラルカンゾウエキス、アラントイン

E液:
水、グリセリン、トレハロース、3-O-エチルアスコルビン酸、ニコチン酸メチル、メリロートエキス、1,2-ヘキサンジオール、PG、スクレロチウムガム、ヒドロキシフェニルプロパミド安息香酸、ヒアルロン酸Na、シマカンギク花エキス、ウラルカンゾウエキス、アセチルヘキサペプチド-8、ナイアシンアミド、ヒドロキシアセトフェノン、ツバキ種子エキス、アラントイン

B液以外は施術部位に塗布し、C液でピーリングを狙うのですが、C液に含まれるピーリング成分は2種類です。

ピーリング作用がある成分

  1. 乳酸(Lactic Acid)
     AHA(α-ヒドロキシ酸)の一種で、角質柔軟・除去作用があります。
  2. リンゴ酸(Malic Acid)
     AHAの一種で、比較的穏やかなピーリング作用を持ちます。

唇用は、乳酸、グリコール酸、リンゴ酸の3種類でしたが、ボディ用はグリコール酸が無く2種類しかありません。

塗布した感じも、唇ほど角質のタンパク凝固が起こらないので、やはり弱いのかもしれません。

ボディ用はデリケートゾーンも対応するので、それで弱めにしているのか??

すべての溶液の成分を見ても、ピーリングに関わるのは上記ぐらいで、他の成分は肌を整えたり保湿、抗炎症効果だったりするので、デリケートゾーンを狙った組成なのかもしれません。

ボディ用ローマピンクの施術は

C液のピーリング + 他の液LEDで保護

ということなんだと思います。

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。銀座みやこクリニックを2018年にオープン。がん治療を行うかたわら、趣味のアンチエイジングが高じて美容皮膚科もオープン。順天堂医院の形成外科の教授や専門医の先生方とタッグを組みながら美容について日々情報収集を行っています。

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