6種複合免疫療法

6種複合免疫療法とは

6種複合免疫療法とは、がんの免疫療法の1つで血液中に含まれる6種類の免疫細胞を取り出し、より効果的にがんを攻撃できるように活性化・増殖させ体内に再び戻すことで、がんと闘う力を増強させる治療法です。

治療は採血と点滴だけで非常に簡単で、またご自身の細胞を使う治療法なので副作用もほとんどなく、お体への負担が少ない治療法です。

約300倍に増やした免疫細胞でがんを攻撃

6種複合免疫療法では採血後、血液の中からから免疫細胞を取り出し、がんを攻撃できるように活性化・増殖させることに成功しました。

実際に免疫細胞数の測定を行った所、20日間の培養で約300倍に増えたことが確認されています。

治療実績のご紹介

6種複合免疫療法「CSC」(6回/1クール)を受けたがん患者様を対象とした治療実績をご紹介します。

1クール終了後にCT、 MRI、PETなどで、がん病変の測定が可能、かつ治療前後で患者様の追跡調査が可能だった直近の144名の有効率は以下の通りです。

直近144名のうち109名(76%)が治療有効(完全・部分寛解23%+長期不変53%)と評価できました。

(治療有効率:治療効果判定の国際的基準であるRECISTガイドラインに準拠)

オーダーメイドのがん治療

選択の自由を重視する風潮は医療界にも波及しており、がん治療も単一選択的な治療から、個人に合わせたオーダーメイド治療を目指す潮流にあります。

個人の病状や個性を治療に組み込むことで、最適な治療と効率化を両立させます。

6種複合免疫療法は、6種類の免疫細胞を同時に増やす技術です。がんの種類に合わせてペプチドを選択し、専門知識を持った培養士が患者様お一人おひとりの免疫細胞の状態を分析しつつ、最適な培養を行います。

未来を変える!? 免疫力で挑むがん治療 今 注目の再生医療

6種複合免疫療法について、動画で詳しくご紹介しています。

使用される免疫細胞について

6種複合免疫療法に使用される免疫細胞は、患者さん自身の血液から取り出し「株式会社同仁がん免疫研究所」で培養されたものです。

6種複合免疫療法の副作用と注意点

副作用の頻度は多くなく重篤なものもみられませんが、一過性の発熱、注射部位の発赤・発疹・搔痒感などがみられることがあります。

免疫チェックポイント阻害剤との同時期併用は重篤な副作用を起こす可能性がありますので、慎重に検討する必要があります。

培養期間が必要ですので採血してから投与まで3週間ほどかかります。培養工程で細胞の汚染(細菌の混入など)により規格を満たさなかった場合、また、患者様の体調や天災により培養細胞の運搬に支障が生じ投与予定期間内に投与できなかった場合、あらためて採血・培養をやり直す必要があります。

症例により効果に差があり、病勢が強い場合は、まったく治療効果が見られないことがあります。

6種複合免疫療法についてのよくある質問

6種複合免疫療法についてのよくある質問は、以下の「同仁がん免疫研究所」ホームページをご参照ください。

https://gan911.com/qa/

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