がん治療の分子標的薬で鼻が赤くなる?!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

今やがん治療に欠かせない分子標的薬

代表的なものに

・血管新生阻害:アバスチン、サイラムザなど

・HER2阻害:ハーセプチン、パージェタ、カドサイラ、エンハーツなど

・EGFR阻害薬:イレッサ、タルセバ、ジオトリフ、タグリッソなど

・mTOR阻害薬:アフィニトールなど

・CDK4/6阻害薬:イブランス、ベージニオなど

があります

これら分子標的薬は、抗がん剤のような白血球減少や貧血などの副作用は少ないですが、皮膚や爪の炎症肝機能障害間質性肺炎などが見られます

そして意外と知られていないのが、鼻前庭炎という鼻の入り口の炎症です

肺がんのEFGR阻害薬やアバスチンなどの血管新生阻害薬で比較的みられるといわれています

医療者も患者さんも、副作用であるということを気付かずに、放っておいても一向に良くならないし、悪化する一方だし、、、というのがよくあるパターンです

ちなみに、薬の副作用にも載っていないです、、、

早めに見つけて抗生剤やステロイド軟こうで対応しないと、時間が経つと治りにくくなってしまいます

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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