
HER2陽性胃がんにキイトルーダが登場!


こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。
胃がん治療については、2024年の年末にまとめの動画を作りました。
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それから半年経った2025年5月に、HER2陽性胃がんでキイトルーダが承認されました!
(PD-L1陽性症例に限ります)
日本がん対策図鑑




【HER2陽性胃がん:一次治療(PFS)】「キイトルーダ+ハーセプチン+化学療法」vs「ハーセプチン+化学療...
HER2陽性の進行胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ハーセプチン+化学療法(5-FU+シスプラチンまたはCapOX)」に「キイトルーダ」の上乗せを選択するこ...


それにより、従来の治療フローが


このように変わります。


キイトルーダを使うには、生検でPD-L1を確認する必要があります。
様々ながんでキイトルーダが使われるようになってきて、初回の生検でPD-L1を調べることが多くなってきました。
5年前には考えられなかったことです。
免疫チェックポイント阻害薬が登場してから、がんの化学療法が一気に発展し、より複雑になってきましたね。
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