HER2陽性胃がんにキイトルーダが登場!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

胃がん治療については、2024年の年末にまとめの動画を作りました。

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それから半年経った2025年5月に、HER2陽性胃がんでキイトルーダが承認されました!

(PD-L1陽性症例に限ります)

日本がん対策図鑑
【HER2陽性胃がん:一次治療(PFS)】「キイトルーダ+ハーセプチン+化学療法」vs「ハーセプチン+化学療... HER2陽性の進行胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ハーセプチン+化学療法(5-FU+シスプラチンまたはCapOX)」に「キイトルーダ」の上乗せを選択するこ...

それにより、従来の治療フローが

このように変わります。

キイトルーダを使うには、生検でPD-L1を確認する必要があります。

様々ながんでキイトルーダが使われるようになってきて、初回の生検でPD-L1を調べることが多くなってきました。

5年前には考えられなかったことです。

免疫チェックポイント阻害薬が登場してから、がんの化学療法が一気に発展し、より複雑になってきましたね。

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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