【新しい免疫療法】キラーT細胞を活性化する改変エクソソームの開発に成功

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

金沢大学からこんなニュースリリースがありました

https://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/161561

難しいお話しなので、簡単に。

細胞間の情報伝達に使われるエクソソームという物質があります。

このエクソソームを、キラーT細胞が働きやすいように改変して投与したところ、マウスで腫瘍の縮小が見られたそうです。

*キラーT細胞については過去ブログを参照

あわせて読みたい
最新がん免疫療法は効く?費用、デメリット、副作用をわかりやすく解説! https://youtu.be/U4QsOvItbnw?si=3CqGMnJ0YqSP80j6 こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。 今回は「ゼロからわかるがん免疫療法」というテーマでお話させ...

また、遺伝子改変したヒトのT細胞を使った実験でも、キラーT細胞を活性化することが確認されました。

将来的にはヒトの体内での応用が期待されています。

抗がん剤は結局がん細胞だけを選択して攻撃することが不可能なので、抗がん剤よりはがんを特異的に攻撃する免疫関連の薬剤の方が開発が進んで欲しいですね。

「銀座みやこクリニック」では、がんの専門家がじっくり答えるセカンド・オピニオンを受け付けております。

お申し込みはお電話か、もしくはお問い合わせフォームへどうぞ。

当院のご紹介(トップページ)へ

ブログ記事一覧へ

銀座みやこクリニックの取り組み

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次