近視抑制用の低濃度アトロピン点眼薬~「近視の治療薬」がついに承認!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

2024年12月2日の厚労省専門家部会で、日本で初めて近視の治療薬が承認されました!

今までは近視予防薬としてマイオピンという点眼薬が使われていました

ただ、こちらは国内に製品はなく完全輸入品でした

マイオピンにはアトロピンと言う成分が含まれており、詳細は省きますが焦点距離を調整する働きあがります

予防効果は半年くらい経ってから見られます

川口眼科HPより

アトロピン点眼薬自体は、検査用に散瞳1%という高濃度の点眼薬がすでに発売されています

今回承認されたのは、0.025%という近視抑制用の低濃度のアトロピン点眼薬です

やっと国産の治療薬が承認されたので、今後広がっていくものと思われます(ただ、自由診療になりそうです、、、)

アトロピン点眼以外にも、近視の治療薬としてはオルソケラトロジー治療やレッドライト治療、レーシック治療などがあり、それぞれ長所と短所がありますが、ここでは説明は省きます

アトロピン点眼薬による近視の抑制について詳しく知りたい方はこちらも参照に

 ↓↓

https://passmed.co.jp/di/archives/19327

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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