【エンハーツ】HER2陽性乳がんに革命が!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

ASCO(米国臨床腫瘍学会)2025で衝撃の発表がありました。

その臨床試験がこちら

日本がん対策図鑑
【HER2陽性乳がん:一次治療(PFS)】「エンハーツ+パージェタ」vs「ハーセプチン+パージェタ+タキサン... 遠隔転移を有するHER2陽性乳がんと診断された女性が初めての治療を考える場合、「エンハーツ+パージェタ」または「エンハーツ」治療を選択することで、「ハーセプチン+パ...

HER2陽性乳がんの一次治療で、

HER2陽性乳がんの一次治療と言えば、これまで

ハーセプチン+パージェタ+ドセタキセル

が10年以上一次治療として使用されてきました。

乳がん完全ガイドでも紹介しいてます。

あわせて読みたい
乳がん治療2024年最新治療~乳房温存術/乳房全摘術/ホルモン療法/抗がん剤/分子標的薬/ラジオ波焼灼術/... 【YouTube動画でご覧になりたい方はこちら】 https://youtu.be/vl-xDwrkoak?si=weCq8ZedfZ7_6AR7 こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。 今回は乳がん治療...

今回の臨床試験の結果では、従来の一次治療を大きく上回る無増悪生存期間が見られました。

ステージ4のHER2陽性乳がんの一次治療で、無増悪生存期間がなんと40か月!

これで、一次治療がエンハーツ+パージェタに置き換わることになります。

その後の二次治療は、おそらく現在の一次治療が二次治療として使われることになると思います。

HER2低発現への適応や一次治療など、ASCOの乳がん部門の発表で歴史を大きく変えてきたエンハーツ、おそるべし。

濱元誠栄院長

「銀座みやこクリニック」では、がんの専門家がじっくり答えるセカンド・オピニオンを受け付けております。

お申し込みはお電話か、もしくはお問い合わせフォームへどうぞ。

当院のご紹介(トップページ)へ

ブログ記事一覧へ

銀座みやこクリニックの取り組み

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次