テロメア検査

私たちの体を作っている細胞は常に分裂を繰り返し、新しい細胞を作り出すことで「現状」を保っています。

しかし細胞は無限に分裂できる訳ではなく、一定の回数分裂したあとはそれ以上分裂できなくなり「細胞死」を迎えます。この細胞死と関係しているのが「テロメア」と呼ばれる染色体の末端にある構造です。

細胞が分裂するたびにテロメアは短くなっていき、テロメアがある長さいかになると細胞が分裂できなくなる。テロメアの「命のろうそく」のようなものと言えます。

テロメア検査ではテロメアの長さを測定し、実年齢とテロメア年齢との差を調べます。テロメアが実年齢よりも短い人は「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」「糖尿病」「認知症」などの疾患のリスクが高くなるため、生活習慣の改善などアンチエイジングに努める必要があります。

またテロメアの長さには生まれつき個人差があります。もともとテロメアが短い人は、細胞の寿命が来るのが早いため、実年齢よりも加齢度合いが高くなります。

銀座みやこクリニックの取り組み