電場療法が膵臓がんの予後を改善!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

ASCO(米国臨床腫瘍学会)2025でこんな発表がありました。

日本がん対策図鑑
【局所進行膵がん:一次治療(OS)】「オプチューン+ゲムシタビン+アブラキサン」vs「ゲムシタビン+アブ... 切除不能な局所進行膵腺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「ゲムシタビン+アブラキサン」治療に「腫瘍治療電場療法(TTフィールド療法)オプチューン」の上...

従来のアブラキサン+ゲムシタビン(アブゲム)療法に電場療法のオプチューンを併用することで、生存期間が延長したというものです。

電場療法は脳腫瘍である膠芽腫ですでに保険適応になっています。

 ↓↓

実は保険適応となっている電場療法

今のところ膠芽腫(グリオーマ)に対してだけですが、メーカーの方の話では、2、3年中に膵臓がんと肺がんに対しても保険適応になるのではないかということでした。

保険適応になる前に、自費でも良いから試してみたい!

という声もあがりそうですが、それは難しそうです。

現在、膠芽腫に対する電場療法が1か月あたり150万円の医療費がかかります、、、

これ自費でやったら毎月500万円、、、

無理、、、

早く保険適応になって欲しいです!

でも、そうなると医療費がまた高騰してしまう、、、

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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