
【ビラフトビ】BRAF陽性大腸がんの新治療法とは!


こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。
以前ブログで紹介した臨床試験の結果が、世界最大級のがんの学会であるASCO(米国臨床腫瘍学会)2025で発表されました。
以前のブログ
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臨床試験の結果
日本がん対策図鑑




【BRAF陽性大腸がん:一次治療(OS)】「ビラフトビ+アービタックス+FOLFOX」vs「FOLFOX」 | 日本がん対...
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一次治療に使われるFOLFOXと二次治療で使われるビラフトビ+アービタックスを組み合わせて、一次治療にすることで、通常15か月の生存期間が倍の30か月に延びています!
会場の様子を写したXでは、


上の青い線が今回の新治療法であるビラフトビ+アービタックス+FOLFOX、下の黒い線が従来の化学療法の成績です。(縦軸が生存割合、横軸が生存期間)
BRAF陽性大腸がんは予後が悪いと言われ、通常の大腸がんが生存期間2年以上であるのに対して、1年ちょっとしかありません。
それが通常の大腸がんを超える30か月も、、、スゴイ!
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