【ビラフトビ】BRAF陽性大腸がんの新治療法とは!

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

以前ブログで紹介した臨床試験の結果が、世界最大級のがんの学会であるASCO(米国臨床腫瘍学会)2025で発表されました。

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臨床試験の結果

日本がん対策図鑑
【BRAF陽性大腸がん:一次治療(OS)】「ビラフトビ+アービタックス+FOLFOX」vs「FOLFOX」 | 日本がん対... 遠隔転移を有するBRAFV600E遺伝子変異陽性の大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOX+ビラフトビ+アービタックス」治療を選択することで「FOLFOX(...

一次治療に使われるFOLFOXと二次治療で使われるビラフトビ+アービタックスを組み合わせて、一次治療にすることで、通常15か月の生存期間が倍の30か月に延びています!

会場の様子を写したXでは、

https://twitter.com/CathyEngMD/status/1928544745451635178

上の青い線が今回の新治療法であるビラフトビ+アービタックス+FOLFOX、下の黒い線が従来の化学療法の成績です。(縦軸が生存割合、横軸が生存期間)

BRAF陽性大腸がんは予後が悪いと言われ、通常の大腸がんが生存期間2年以上であるのに対して、1年ちょっとしかありません。

それが通常の大腸がんを超える30か月も、、、スゴイ!

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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