レンビマ+キイトルーダは幅広いがんに効く

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

こんな記事がありました

肝臓がんの増殖抑制に新治療、近畿大など国際チーム…専門家「新たな標準治療となる可能性も」 

臨床試験の結果はこちら

従来のTACE(肝動脈化学塞栓)療法に、レンビマ+キイトルーダを加えたら、無増悪生存期間が約1.5倍に延びたというものです

TACE療法についてはこちらを参照に

https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/kangan/treat/post_9.html#3

レンビマは、甲状腺がん、肝がん、腎がん、子宮体がん、胸腺がんなどで既に使われているVEGF受容体阻害薬です

レンビマ+キイトルーダの組み合わせは、腎がんと子宮体がんで既に保険適応となっています

その他のがんでも効果が期待されています

胃がんでも高い効果が期待されています

二次治療以降のトリプルネガティブ乳がん

有効な治療法が少ない悪性中皮腫の二次治療

四次治療以降という通常は10%の奏効率も期待できない卵巣がんでこの治療成績

免疫チェックポイント阻害薬使用後でも、完全奏功例がみられた臨床試験

今後は、化学療法との併用で一次治療にも使われてくるかもしません

これからもレンビマ+キイトルーダの組み合わせから目が離せません!

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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