膵臓がん生存期間が2倍に!?ダラキソンラシブ次の挑戦へ

濱元誠栄院長

こんにちは、銀座みやこクリニック院長の濱元です。

先日もブログでご紹介した、膵臓がん治療に革命を起こした新薬ダラキソンラシブ

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日本での二次治療の臨床試験が終わり、今度は一次治療の臨床試験が始まります。

RASolute 303試験(第3相)

転移のあるステージ4の膵がん患者(腺がん)を対象とした比較試験です。

ダラキソンラシブ単剤

 VS

ダラキソンラシブ+ゲムシタビン+アブラキサン

 VS

ゲムシタビン+アブラキサン

二次治療の試験では、K-RAS変異のチェックが必須でしたが、今回の概要からはK-RAS変異の有無については読み取れず、もしかするとチェックなしで開始できるかもしれません。

(K-RAS変異のチェックが必要だと、遺伝子パネル検査を行えない日本では難しいですからね、、、)

治験が可能な施設はこちら

国立がん研究センター中央病院・東病院

がん研究会有明病院

千葉県がんセンター

神奈川県立がんセンター

大阪国際がんセンター

和歌山県立医科大学附属病院

山口大学医学部附属病院

九州大学病院

九州がんセンター

東北・北海道・東海・中国・四国地方が無いですが、上記に通える方は問合せしてみてください。

もう一つ、ダラキソンラシブの治験も開始されています

RASolute 304試験(第3相)

こちらは手術切除後に、再発予防の化学療法が終了した患者が対象者となります。

治験が可能な施設はこちら

国立がん研究センター中央病院・東病院

がん研究会有明病院

神奈川県立がんセンター

愛知県がんセンター

大阪国際がんセンター

こちらも各病院にお問い合わせしてみてください。

二次治療は驚異の成績でした。

奏効率 35%

病勢制御率(増悪しなかった割合) 95%

1人は完全奏功

というこれまでの膵臓がんではあり得なかった結果です。

ちなみに、K-RAS陽性ではない人まで縮小していました。。。なぜ?

今日ご紹介した臨床試験は、いずれも結果が出るのは再来年以降だと思いますが、結果が楽しみです。

濱元誠栄院長

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この記事を書いた人

1976年宮古島市生まれ。宮古島市立久松中学から鹿児島県のラ・サール高校に進学。鹿児島大学医学部を経て沖縄県立中部病院で研修医として勤務。杏林大学で外科の最先端医療を学んだのち再び沖縄県立中部病院、沖縄県立宮古病院、宮古徳洲会病院に外科医として勤務。2011年9月に上京しRDクリニックで再生医療に従事した後に、18年7月にがん遺伝子治療を専門とする銀座みやこクリニックを開院。

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